【コラム00003:「金フレ」をとことんやりこむ編—「101〜200まで」】

TOEIC L&R 単語&フレーズ対策で役に立つ『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』(TEX加藤・著)、通称「金フレ」から、「これは覚えておきたい」単語・フレーズをピックアップして解説!!

本日は「101〜200」まで。

●「102 branch 支店」
「open a new branch 新しい支店をオープンする」
Part 7の「このお店に関して何がわかるか」といった問題で、本文中の「branch」から、選択肢の「複数の店舗がある」が答えになるケースがあります。

●「107 memo 社内文書」
「write a memo 社内文書を書く」
「memorandum」の略でPart 7で頻出。社内文書や社内通達のこと。日本語のメモは英語では通常「note」。

●「111 leading 首位の、一流の」
「a leading company トップの会社」
こちらはPart 5に頻出する単語なので必ず覚える。

●「117 personnel 社員、人事部」
「all company personnel 全社員」
「personnel(department)人事部」の意味も重要。「金フレ」の他のページにも載っているけれど、「human resources department」も人事部。

●「119 benefit 特典、福利厚生」
「employee benefits 従業員の福利厚生」
複数形で「benefits package 福利厚生」の形でもよく登場します。類義語の「perks 特典(perk=perquisiteの複数形)」まで覚えたら完璧!!
厳密に言うと、「benefit」と「perk」は同じ「特典」でも細かい意味は異なりますが、ただTOEICではこれらが選択肢に並んで、微妙な違いを答えさせるという問題はないので、「ほぼイコール」として覚えておいてよい。

●「121 participate 参加する」
「participate in the workshop セミナーに参加する」
「participate in….」の類義語は「attend… …に出席する」。「attend…」はこの意味では直接目的語をとる「他動詞」であることに注意。

●「130 supplier 納入業者、供給業者」
「relationships with suppliers 納入業者との関係」
解説には書かれていないけれど、同義語の「purveyor」も覚えると一歩上をいける。

●「132 remind 再確認する、念押しする」
「remind employees about the policy 従業員に規則に関して再確認する」
解説にある名詞の「reminder 再確認」もチェック。「This is a reminder for all employees 従業員の皆さんに再確認です」。

●「147 consider 考える、検討する」
「consider working in Japan 日本での勤務を検討する」
「consider …ing」と「to 不定詞」ではなく「動名詞」をとることに注意。「●173 avoid …ing …することを避ける」も同様。

●「156 response 返答、返事」
「I’m writing in response to your letter お手紙へのご返事です」
Part 6&7でそのまま出る表現なので覚える。

●「163 potential 見込みがある、潜在的な」
「potential customers 見込み客」。同義語の「prospective customers」も覚える。

●「174 effective 効果的な」
「effective advertising campaigns 効果的な広告キャンペーン」
解説にある日付を伴う「〜付で有効な」の用法も重要。「effective (from/on) April 1 4月1日付で有効な」。「=as of 日付」も覚える。

●「177 vehicle 乗り物、車両」
「park a vehicle 乗り物を駐車する」
Part 1の「car 車」「taxi タクシー」「bus バス」などのグループ名である「上位語」として登場。

●「190 regaridng… …に関する」
「regarding your order あなたのご注文に関して」
解説にある同義語の「concerning…」「in/with regard to…」も覚える。

●「191 temporary 一時的な、臨時の」
「temporary workers 臨時雇いの従業員」
対義語の「permanent staff 常勤のスタッフ、正社員」もチェック。

【コラム00002:「金フレ」をとことんやりこむ編—「001〜100まで」】

前回、お伝えしました通り、TOEIC L&R 単語&フレーズ対策で役に立つ『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』(TEX加藤・著)、通称「金フレ」から、「これは覚えておきたい」単語・フレーズをピックアップして解説。

本日は「001〜100」まで。

まずは、「●001 anyway とにかく」の「Let’s try anyway とにかくやってみよう」の表現からスタート。とにかくやってみよう!😊

●「004 available 入手できる、手が空いている」
こちらは、解説に書かれている通り、モノのみならず人も主語にとれるところがキーポイントです。
「Tickets are available online チケットはオンラインで入手可能です」、
「Mr. Kato is not available right now 加藤さんは今、手が空いていません」。

●「009 offer 申し出る、提供する」
お馴染みの単語ですが、「offer to do」の「to不定詞」をとることをチェック。これはPart 5などで出てきます。また、解説に書かれている通り、SVOOの形をとることもチェック。「We offered him a job 彼に仕事をオファーした」。

●「010 equipment 機器・装備」
「機器・装備」という意味ですが、集合的に機器・装備を表す「不可算名詞」であることをチェック。またPart 1などで、例えば「copy machine コピー機」などの「上位語」の言い換え表現として登場します。

「上位語」とは、「guitar ギター」や「piano ピアノ」ではなく、「musical insrument 楽器」のように、そのグループ名の単語を指します。Part 1では、そのまま「コピー機」「ギター」などの英語では簡単すぎるので、答えがこういった「上位語」に変換されているケースがよく見られます。

●「015 construction 建設」
「construction project 建設プロジェクト」といったような「名詞+名詞」の複合名詞の表現に注意です。Part 5に登場します。これは数多くの表現に出会って、ストックをためていくしか対応方法はないです。

●「020 recently 最近」
「I recently bought a printer 私は最近プリンターを買った」。「recently 最近」は今から少し前の「過去」を表すので、「過去形・現在完了形」で使われる。同じ意味の「lately」は、少し前から「現在」までを表すので、「現在完了形」で使われる。

●「040 annual 年に一度の、毎年恒例の、年間の」
Part 3、4、7で、選択肢の方で言い換えの「once a year」の形で問われるケースがあるので注意。

●「056 note 注意する、述べる」
「Please note that prices may change 値段は変更になる場合があるので、注意してください」。この「Please note that… …であることに注意してください」はPart 7などでよく出てくる表現なのでそのまま覚える。

●「072 submit 提出する」
「submit a report レポートを提出する」。この「金フレ」で大事なのは、もし高得点を狙うなら右ページの解説部分も完璧に覚えることです。ここで「類義語」で取り上げられている、
「=file a report」
「=turn in a report」
「=hand in a report」
まで覚えることによって、より高みを目指しましょう。

●「082 register 登録する」
「register for employee training 社員研修に登録する」
これも上記と同様、「register for… …に登録する」と類義語の
「=sign up for…」も覚える。さらにここには書かれていない、
「=enroll in…」も覚えるとグッド。

●「083 arrange 手配する、並べる」
「arrange a meeting 会議の手配をする」。解説に書かれている通り、Part 1に頻出する「並べる」の意味も覚える。「They’re arranging some chairs 彼らは椅子を並べている」。

●「096 inform 知らせる」
「We are happy to inform you that 〜を知らせることができて嬉しい」。「inform <人>that SV」と、「inform <人> of X=inform <人> about X」の形をとることを覚える。

●「100 replacement 交換、交換品、後任」
「replacement parts 交換部分」のみならず、「後任」の意味も覚える。「find a replacement for Tex テックスの後任を見つける」。

【コラム00001:「金フレ」をとことんやりこむ編】

本日から「TOEIC L&R攻略のためのコラム」の「を投稿していこうと思います。

TOEIC L&Rの単語&フレーズ対策で、私が最もオススメする学習参考書のひとつは『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』(TEX加藤・著)、通称「金フレ」です。

 

こちらは朝日新聞出版から販売されているTOEIC向けの英語教材「TOEIC特急シリーズ」の中の1冊なのですが、上記の「金フレ」著者のTEX加藤さんは他にも「金フレ」シリーズとして、下記の4冊を出しています。

・基礎固め用の単語&フレーズ集『TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ』

・「金フレ」の単熟語+アルファの用語を厳選した『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス』

・「金フレ」の熟語版『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金の熟語』

・文法解説が丁寧に載っている『TOEIC L&R TEST 出る問特急 金の文法』

で、ここで私が言いたいのは、TOEIC対策としては最初に紹介した「金フレ」だけで十分ということです。

もちろん、まったく単語を知らないとかでしたら、その前にそもそも他の基本単語集をやる必要があると思いますけれど、ある程度、学校で英語を勉強してきた方々にとっては、この1冊で十分です。

5冊買って1周だけやるのより、「金フレ」を5周した方が身につきます。

ただし、『TOEIC L&R TEST 出る問特急 金の文法』は、基礎文法が丁寧に解説されていて、文法がまったくわからなくて手こずっている方にとってはいい書籍だと思います。

「金フレ」に話を戻しますと、足りない単語の知識は、公式問題集など他の問題集から文脈で出てきた時に覚えて補完していく。そして、TOEICは全マークシートなので、わからない単語に出会っても「消去法」で問題を解くことができます。

例えば、Part 5 の4択の語彙を選ばせる選択肢で、「金フレ」しかやっていないと、4つの単語の中で、ひとつくらいわからないのが出てくる可能性はあります。でも、(A)、(B)、(C)の単語はわかるので、(D)の難しい単語がわからなくても「消去法」で答えを導き出せます。

そして、なぜ「金フレ」がいいかというと、完全にTOEICに特化した単語&フレーズしか登場しないところです。TOEICのスコアを上げる、ということを目標に掲げた場合、試験に出ない単語を覚えるのは時間のロスです。

TOEICの世界は、ある種、理想の世界で、出てくる会社の業績は右肩上がりでみんな仲良くて、女性がだいたい地位が上で、「death from overwork 過労死」といったワードが出てきません。

⁡商品の欠陥に対するクレームの話くらいはありますが、多くのネガティブワードを覚える必要がないのです。

あと、TOEICはビジネスシーンや日常での会話がメインなので、英検1級みたいに社会問題を扱ったテーマなどは出てきません。もちろん、今の「virus ウイルス」とか、「infectious disease 感染症」、「pandemic (疫病などの)世界的大流行」、「a state of emergency 非常事態宣言」なども出てこない。なのでTOEIC対策で英検の単語集をやるのも遠回りになります。

「金フレ」はそういったワードを省いています。なので、一般的な単語集よりも効率いいです。

とにかく「金フレ」1冊をまず、例文・関連語も含めて”完璧に”覚えることが大事で、あとは、単語集に時間をかけるより、他の問題集を解いていく段階で新しい単語に出会ったら覚えていく、そして本番でわからない単語に出会った時は「消去法」で答えを導き出すことをオススメします。

次回からこの「金フレ」の「これは覚えておきたい単語&フレーズ」をピックアップして解説していきたいと思います。

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